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2009年4月11日
「親知らず」とは?
親知らずとは上下左右の一番奥、中心の前歯から数えて8番目の歯です。
知恵歯(ちえば)、智歯・知歯(ちし)とも呼ばれます。
この親知らずの歯の芽は、9~10歳ぐらいからあごの内部で成長し始めています。
そして多くの場合、17、18歳ごろに歯ぐきから頭を出し始めます。
正しい位置にまっすぐはえていれば、およそ24~30歳ごろまでに完全に現れます。
その頃までに親知らずが完全にはえていなければ、
親知らずがもともとなかったか、正しい位置・向きにはえていないために、
手前の第二大臼歯(中心から7番目の歯)に歯ぐきの中で引っかかっていたりします。
現代人のあごは、昔に比べだんだん小さくなってきています。
昔は誰でも親知らずが生えていたようですが、
最近ではきちんと4本全てまっすぐはえている方のほうが少なくなりました。
親知らずを抜く?抜かない?
いちばん多いご質問は、「親知らずは抜かなければなりませんか?」というものです。
■親知らずを抜くかどうかの判断基準
親知らずを抜くか抜かないかは、
その親知らずが歯として働いているか(かみ合わせがきちんと合っているか)どうかで判断します。
歯はかみ合っていることではじめて機能します。
きちんと生えている、上下がかみ合っている、みがき残しなく歯みがきができる・・・
このような場合であれば無理に抜くこともないでしょう。
また、親知らずが顎の骨の中に完全に埋まってしまっている場合は、
歯周病により親知らずが現れてきてしまった...など、よほどのことがなければ放っておいて構いません。
では、どんなときに抜くのでしょうか...
1:かみ合っていない(上か下のいずれか片方しか生えていない)
2:腫れや、痛みを繰り返す(体調不良時に腫れたり痛んだりする)
3:斜めにはえていたりして、きちんと磨きにくく常に汚れが溜まってしまう
⇒きちんと生えていない歯はお手入れが難しく、むし歯や歯周病になってしまう危険性がある。
4:親知らずの手前の第二大臼歯(中心から7番目の歯)が痛む危険性がある
⇒隣の歯に悪い影響が出る場合は、前の歯の保護を優先する。
5:親知らずのむし歯が大きく、むし歯の場所が口の奥で治療器具が入らない
⇒治療器具が届かずにむし歯の治療ができない場合、抜くことが有効な治療となる場合がある。
6:歯並びに影響がでる
⇒あごに親知らずがはえるスペースがないために他の歯を押して出てきてしまい、
正常な歯並びを乱しているときには、歯並びの保護を優先する。
このような場合は、「かむ」という歯本来の働きをせず、口の中で問題ばかり起こしてしまう厄介者です。
歯を抜くということに抵抗がある方は非常に多いのですが、
近い将来に悪影響を及ぼす可能性があれば、親知らずは抜いた方が賢明なときもあるのです。
【横に生えてきた親知らずの症例】
【親知らずが原因でむし歯になった症例】
当院では、親知らずが及ぼしている、あるいは及ぼすと思われる影響について、
実際の症例を交えながら丁寧にご説明しております。
もし親知らずを抜いたほうが賢明であると診断される場合には、
歯を抜くことに抵抗を感じられる方にも、十分ご納得のうえご判断いただけるよう
将来のことを考えて勇断されるお手伝いをしております。
顎関節症(がくかんせつしょう)
顎関節症とは、
『口が開けにくい』
『あごを動かすとあごの関節部や咀嚼筋などが痛む』
『あごを動かした時に"ゴリゴリ""カクンカクン"という関節音がする』
といった慢性疾患の総称で、
20~30歳代の女性に多く発症する傾向があります。
他にも、耳の痛み、難聴、めまい、眼精疲労、頭痛、首や肩のこりなどの症状があらわれる場合もあります。
■顎関節症の原因
歯ぎしりや噛みしめの癖、
かぶせ物や入れ歯の不具合、
頬杖・大笑い・大きなあくびなどの日頃の動作、
カラオケなどの趣味などによるかみ合わせの異常や筋肉の緊張、
あるいは肉体的・心理的ストレス、
あごの関節にある関節円盤や靭帯の損傷...など、
さまざまな要因が複合的に組み合って原因になっていることが多いといわれます。
ご本人が原因に気付かれていない場合は原因の特定が難しいこともありますし、
あるいは、顎関節には全く異常がない心理的な要素が原因の場合もあります。
■顎関節症の治療法
顎関節症は主に二つに大別されます。
・筋性---咀嚼(そしゃく)筋の障害
・関節性---顎関節(下顎窩、関節円板、下顎頭、関節包)の障害
原則として、まず原因を除去する治療法が主となりますが、
・理学療法(マイオモニター、レーザー)
・薬物療法(鎮痛剤、ビタミンB群)
・スプリント療法(マウスピースなど)
・外科手術
など、症状や状況によって治療方法はざまざまです。
必要に応じて大学病院へのご紹介もいたします。
歯の外傷
■歯の外傷
転倒や打撲などで歯に怪我をしてしまったとき、まずはお電話ください。
(怪我の程度によっては、大学病院や総合病院の受診をおすすめすることもあります。)
●欠けてしまった歯の破片や抜け落ちた歯をご持参していただけるかどうか、
●処置までの時間がいかに短いか
が、その治療結果に大きく影響します。
歯の外傷の処置は時間との勝負で、
素早い処置をおこなえば
抜け落ちてしまった歯が元に戻る可能性さえあります。
■抜け落ちてしまった歯の保管方法
家庭向医学書などに、「抜けた歯は、牛乳に浸して歯医者に持参」と書かれていることがあります。
本当は生理食塩水が一番良いのですが、
常備しているご家庭はまずありませんので牛乳で代用しましょうということなのです。
むしろコンタクトレンズの保存液のほうが良いかもしれません。
何も無ければ口に含んで(間違えて飲み込んでしまわないよう注意!)お持ちいただくのもひとつの方法です。
大切なポイントは、
抜け落ちた歯を乾燥させない
歯の周りについている膜をこすり洗い落してはならない
という2点です。
泥汚れなどを軽く流水洗いするのはよいのですが、
歯の周りの膜を傷つけたり取り除いてしまわないようご注意ください。
■歯を打った...でも大丈夫!?
「歯を打ってしまったが痛くもなんともない」など
そのときは症状が軽くとも放っておかずに必ず受診しましょう。
後に歯ぐきが腫れあがってちょっと触っただけで飛びあがるほどの痛みが出たり、
数か月も経ってから歯が変色したりする(歯の神経が死んでしまい血流がなくなっています)
などの症状が出ることがあります。
■乳歯の怪我
乳歯の怪我は永久歯に影響を及ぼすことがあります。
「どうせはえかわってしまうから...」と軽く考えずに受診しましょう。
生えかわりまで定期的に検査し、
歯の状態を長期に観察する必要があります。
2009年4月 9日
当院の歯周病治療
「歯ートフル倶楽部」 (⇒詳細はこちら)
当院では、成人のためのむし歯・歯周病予防クラブ「歯-トフル倶楽部」を設けています。
定期的に健診・クリーニングを受け、あなたのお口の健康に関心をもってくださる方に、励みになるようささやかながらいくつかの特典をご用意しました。(集会をしたりするわけではありません。)
"クラブ"といっても、任意で加入する気軽なもので、入会金・年会費などは無料です。
当院のクリーニングにはPMTC、エアフローも含まれます(⇒むし歯・歯周病の予防について)
当院の定期クリーニングには、必要に応じてPMTCやエアフローも含まれ、全て保険適用でおこなっております。
最近よく耳にする「デンタルエステ」などの呼称の、自費診療(保険外診療)クリーニングと同等の内容となっています。
歯周病治療の流れ
【予診】
まず最初に、現在の健康状態、服薬、喫煙習慣など、治療をおこなうに当たって必要な情報を伺います。
【歯周病の説明】
歯周病の治療は、歯周病とはどういうものなのかということを詳しくご説明することから始まります。
歯周病は何が原因なのか、どのようにして起こるのか、放置しておくとどうなってしまうのか、日々の生活ではどのようにお手入れすればよいのかといったことをお話します。
診療台の前に設けられた画面に、CGアニメーションを映し出しながらご説明しますので、「とても解りやすい」とご好評をいただいております。
【ヒアリング】
日頃のお口のお手入れ方法をおたずねします。
【レントゲン撮影】
お口全体を一括撮影できるレントゲンを撮影し、あなたの今現在の歯槽骨(歯の周囲を取り囲んでいる骨)の状態をご説明します。
【歯周ポケット検査】
歯科衛生士が、専用の器具を用いて歯周ポケット検査をおこないます。
注意しなければならないのは、ポケットの深さが4㎜以上の部分です。4mmを超える部分は、歯ブラシが届きにくく汚れが溜まってしまいます。
歯周病が進みやすいので、普段から注意してお手入れをしなければなりません。
検査結果はわかりやすい表にしてお渡ししています。
ご自宅でもう一度ご覧になり、お手入れの指針となさってください。
【お口のプロフェッショナルクリーニング(スケーリングとルートプレーニング)】
お口の中の汚れには歯垢(しこう、プラーク)と歯石があり、さらに歯石は歯ぐきから上の歯の表面にこびりついた縁上歯石(えんじょうしせき)と、歯周ポケット内の歯の根の部分に固着した縁下歯石(えんかしせき)の二種類に分かれ、特に暗褐色の縁下歯石は強固に付着しています。
歯垢はご自分で除去できますが、みがき残した歯垢が時間とともに唾液中のカルシウムによって石灰化してできた歯石は、歯科医院でしか取り除けません。
歯石は量に差はあれ、9割以上の人にあります。しかも、歯石は一度きれいにしてもしばらくすると再形成します。
歯垢も歯石も、歯周病菌の格好の棲家ですので、放っておくと歯周病が進行してしまいます。
■スケーリング
歯石を取るための「スケーラー」という器具を用い、歯科衛生士が歯石を取り除きます。
スケーラーには手用スケーラー、超音波スケーラー、エアースケーラーがあり、歯石の付着状態、使用部位などに応じて使い分けます。
縁下歯石は強固に付着していますので、麻酔を使って除去することもあります。
※よく、「一回で全ての汚れをきれいにして欲しい」とおっしゃる方がいます。
歯石の量によって異なりますが、一度に全ての歯石を除去するとなると、まず2~3時間はかかってしまいます。長時間お口をあけていることは、思いのほか辛いものです。
また、長い間歯石が付いていた部位は、例えれば気づかずに着ぶくれて厚着をしていたのと同じようなもので、歯石を除去することはその全ての服を脱ぎ捨てて急に裸になるようなものです。
急激に刺激にさらされた部位は、痛み出したり、水がしみる症状が出てそれが継続する可能性もあります。
そうした場合、それらの症状に対処するほうが難しいこともありますので、ゆっくり数回に分けておこなうのです。
■ルート(歯根部)プレーニング(平滑にすること)
スケーリング終了後、歯周ポケットの奥深くに隠れた歯石や、細菌感染した歯質を除去し、再び汚れや細菌が付着しないように手用スケーラーを用いて表面をツルツルに仕上げます。歯周病が進行し、歯周ポケットが深い場合は麻酔をしておこなうこともあります。
【プラークコントロール(お手入れ)指導】
歯周病予防・治療ともに基本となるのはプラークコントロールです。
歯周病の原因である、歯垢(プラーク)のみがき残しがないように、歯科衛生士が正しいプラークコントロール(歯みがきのやり方、歯間ブラシやデンタルフロスの使用方法など)を指導いたします。
歯周病は急速に症状が治まる疾患ではありません。しかし、クリーニングを受け、日常のお手入れを丁寧に正しくおこなうことで徐々に改善が見込めるのです。
【定期メンテナンス】
お口の状態によって異なりますが、およそ3~6ヶ月ごとに、定期クリーニング・健診をおこないます。
歯周病は、歯科医院任せでは決して改善しません。あなたと当院の二人三脚です。
薬(抗生物質)による歯周病治療
歯ぐきの炎症が強くて膿が出たり、出血している場合は、薬を直接歯周ポケットに挿入して増殖した細菌を減少させ、細菌の増殖を抑える治療も同時におこないます。
レーザーによる歯周病治療
状況によって、レーザーを歯周ポケットに照射します。
レーザーを歯周ポケットに照射することで、歯周病菌の殺菌・消毒をすることができます。また歯周ポケット内面の慢性的な病変組織に新しい組織の再生を促す効果もあります。
つめ物(インレー)・かぶせ物(クラウン)の修正
つめ物やかぶせ物が合っていなければ作りかえる治療をおこないます。
きちんと合っていれば、歯垢が付きにくくなりますし、歯みがきで歯垢を取り除きやすくなります。
よって歯周病の進行を抑え、症状の改善が期待できるのです。
歯ぎしりや噛みしめの治療
歯ぎしりや噛みしめは、歯や歯の周辺組織に大きな負担がかかり、歯周病を悪化させる原因になります。
あなたの歯にぴったりと合った医療用マウスピースを製作し、歯ぎしりや噛みしめによる負担を軽減する治療をおこないます。
暫間固定(T-FIX)
歯周病が進行していて歯がぐらついているときなどは、歯と歯を何本か一緒にギプスのように接着剤で固定したり、被せ物をつなげたりする場合もあります。
暫間固定は文字通りあくまでも暫く(しばらく)の間の処置で、これによって食事や歯みがきに耐えられるようにします。
歯周外科治療
重度の歯周病の場合、歯ぐきを切って奥深くの歯石や細菌感染した歯質を完全に除去したり、溶けてしまった歯周骨を回復させる処置をおこないます。
抜歯
歯周病が重度に進行して歯槽骨の大部分が溶けてしまい回復が望めず、他の歯や骨に悪影響を与える可能性がある場合には、残念ですが歯を抜くしか方法がなくなってしまうことがあります。
当院では「できるかぎり歯を抜かない」という方針で治療に当たっていますが、歯を支える周囲の骨がなければ、現在の歯科医療技術では限界があるのです。
2009年4月 8日
歯全体のかぶせ物(クラウン)

かぶせ物は「かぶせ物」本体と、かぶせ物の土台になる「土台」のふたつから成り立っています。
土台にファイバーコアを使用し、かぶせ物にも金属を使用していないものを用いると全く金属を使わずに(オールメタルフリー)治療を行うことができますので、金属アレルギーの心配がありません。
土台
種類 | 材質 | 特徴 |
---|---|---|
保険適用 銀合金 | 銀合金 | 保険適用なので安価なのが利点です。 しかし、変色しやすく、腐食しやすいために強度が低い金属です。また、メタルタトゥー(歯ぐきに金属の色が入り込んで沈着する現象)が起こりやすいのが欠点です。 |
ファイバーポスト +レジン |
グラスファイバー+ 歯科医療用プラスチック |
![]() メタルフリー(金属を使用しない)治療をすることができますので、金属を使用しないかぶせ物と併せて使用すると金属アレルギーの心配がありません。 ファイバーコアと比べ、強度・弾力性が低くなります。 |
12%金銀パラジウム合金 | 12%金銀パラジウム合金 | 保険適用の銀合金製の土台の欠点である、変色・腐食をなくし、銀合金に比べ強度を高めた土台です。 しかし、逆に強度が高すぎるために、本来の歯質よりも硬くなってしまいます。 |
18金 | 18金 | 体に害が少ない金属といわれる金でできています。金は本来の歯質に近い軟らかさを持っていますので、歯になじみます。そのために噛み心地がよく、長期安定が期待できます。 変色・腐食の心配もありません。ダメージを受けてやや弱っている歯の治療に適しています。 |
ファイバーコア | グラスファイバー | ![]() ファイバーコアには弾力性があり、本来の歯に近い硬さにつくられていますので、残った根元の歯に負担がかかりません。 仕上がりは自然の歯に近い透明感をかもし出し、高い審美性を発揮します。自然光のもとで比べると、金属の支台を使用したクラウンよりも、明らかに自然な感じのクラウンに仕上がります。 |
クラウン
部分入れ歯、総入れ歯
入れ歯をより快適にご使用いただくための加工
種類 | イメージ | 特徴 |
---|---|---|
マグネット(磁石)デンチャー | ![]() |
歯の根に磁石を埋め、磁力で入れ歯を固定します。 入れ歯がガタガタ動かずに安定します。 また、留め金を使用しませんので、見た目がスッキリします。 ご自分の歯の根(ある程度しっかりしたもの)が、離れた位置に2本以上残っている方が対象です。 |
ソフトリベース | ![]() |
硬い入れ歯の裏面を、生体用シリコーンのクッションで覆う技術です。 生体用シリコーンの弾性が、入れ歯でぐっと噛んだときの歯ぐきにかかる負担をやわらげ、吸着力を発揮し、食べ物を噛む力も向上します。 「痛い・噛めない・外れやすい」といった、従来の入れ歯の悩みを解消するとともに、ご自身の歯ぐきをやさしく守ります。 |
オフィスホワイトニング
大石歯科クリニックのオフィスホワイトニングには、 ●高品質日本製ホワイトニング剤の使用 ●有資格者(歯科医師または歯科衛生士)による施術 ●術前カウンセリング ●施術部位のクリーニング ●術前・術後の歯の色調測定 ●術後のしみどめミネラルパック が全て含まれています。 (初回の審査・プロフェッショナルクリーニングは保険適用 健康保険3割負担でおおよその目安(初診)約3,500円、(再診)約1,300円)
ラミネートべニア
種類 | イメージ | 特徴 |
---|---|---|
ノンプレス製法 1歯 | ![]() |
透明感があり(本来の歯には透明感があります)、永年の使用でも変色がありません。見た目に自然の歯に近い色調に仕上がり、審美性に最も優れています。 また、セラミックの抗菌作用が細菌をよせつけません。 |
プレス製法 1歯 | ![]() |
透明感があり(本来の歯には透明感があります)、永年の使用でも変色がありません。見た目に自然の歯に近い、色むらのない色調に仕上がり、審美性に最も優れています。 また、セラミックの抗菌作用が細菌をよせつけません。 ノンプレス製法のポーセレンジャケットクラウンよりも強度が高くなっています。 |
レーザー照射による歯ぐきの黒ずみの除去
上顎・下顎 片顎 施術1回(前歯の周辺)ごとに治療箇所をご選択いただけます。
矯正
項目 | 対象 | 価格 | |
---|---|---|---|
初診・相談料 | 初めて来られた方 | 無料 | |
精密検査・診断料 | 治療に必要な検査と治療方針の説明 | 45,000円 | |
第一期治療 | 混合歯列期(子どもの矯正) | 金属装置 | 300,000円 |
セラミック装置 | 350,000円 | ||
本格矯正(マルチブラケット) | 永久歯列期(大人の矯正) | 金属装置 | 600,000円 |
セラミック装置 | 700,000円 | ||
第二期治療(継続診療) | 混合歯列期の治療から本格矯正へ移行した場合 | 各々の差額分 | |
処置料 | マルチブラケット治療時 | 5,000円 | |
観察料 | チェック・リコール | 3,000円 | |
リテーナー(保定装置) | 紛失・破損等による再製作の場合 | 30,000円 |
※小児から成人の矯正治療へ移行した場合は、各々の差額分が追加になります。
※患者さんのご都合により、治療途中で中断されても料金の返還は致しかねます。
※矯正歯科治療のための抜歯は自費になります。
※埋伏歯の牽引にかかわる外科処置は自費になります。
※矯正治療中の口腔衛生指導、処置は自費になる場合があります。
以下の疾患に関連する矯正治療に関しては保険診療の適応となります。
・顎変形症(治療に顎骨の離断手術を必要とする)
・唇顎口蓋裂
・第一・第二鰓弓症候群鎖骨頭蓋異骨症
・Crouzon症候群
・Treacher-Collins症候群
・Pierrre Robin症候群
・Down症候群
・Turner症候群
・Russell-Silver症候群
・Beekwith-Wiedemann症候群
・尖頭合指症
マウスピース
ナイトガード(歯ぎしり対策用マウスピース):保険適用薬剤塗付用マウスピース,スポーツマウスピース:17,000 円(税抜) 1年以内の破損時に1回再製作
お支払い方法
1会計1万円以上の自費診療のお支払いには、各種クレジットカードのご利用もうけたまわります。 ※クレジットカードご利用手数料5%が加算されます。 ※保険診療にはご利用いただけません。
お取り扱いカード | 1回 | 2回 | リボ | ボーナス | 分割 |
---|---|---|---|---|---|
![]() |
○ | ○ | ○ | / | ○ |
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○ | / | / | / | ○ |
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○ | / | ○ | / | / |
![]() |
○ | ○ | ○ | / | ○ |
![]() |
○ | ○ | ○ | ○ | ○※ |
医療費控除について
インプラントやかぶせ物などの歯科治療は全て医療費控除の対象となっています。
医療費控除とは、その年におこなわれた医療費に対して年200万円までなら、翌年申告することで医療費の一部が還付される制度のことです。
詳しくは医療費控除のページをご覧下さい。
2009年4月 7日
バリアフリー医院です
建物外部のスロープ、建物内エレベーター、トイレとすべてバリアフリー仕様です。
靴を脱がずに診察台までお入りいただけ、べビーカー、歩行補助具、車イスなども診察台脇までそのままお入りになれます。
フルデジタル診療システム
デジタルレントゲン、電子カルテシステムを導入しております。
通常胸のレントゲンなどを撮るのに比べ、歯は面積が小さいので被爆量は僅かです。
しかし、デジタルレントゲンを使用することによって、その被爆量をさらに約1/5程度にまで削減することができます。
また、デジタル操作により撮影画像を拡大することができるため、患者様に細部にわたってご説明できます。
診察台前面に備えられた画面では、デジタル撮影された患部のレントゲン写真をご覧になることができます。
ここで患者さんのお口の状態をしっかりご説明した上で、診療に入ります。
診療室
最新式各ユニットはカラー区分されておりますので、ご案内もスムーズです。
明るい気分で診療を受けられるように、コーディネイトしました。
カウンセリングルーム
完全個室のカウンセリングルームです。
プライベートを保守しておりますので、気兼ねなくご相談ください。
受付・待合室
広くゆったりとしたスペースを確保しました。
テレビ画像・書籍・参考資料などによる歯科情報の提供を行っておりますので、治療の参考になさってください。
感染症・衛生管理対策
■滅菌機
患者さんを感染から守るために器具・器材は必ず滅菌機で保存し、衛生を保ちます。
■オートクレーブ(消毒機)
高圧、高温の蒸気で器具・器材を滅菌します。
■個別パック
治療に使う器具は個別の滅菌パックを使用し、使用直前に開封いたします。
■使い捨てマスク・手袋・コップ
治療の際使用するエプロンやコップ、マスクや手袋はすべて1回きりの使い捨てのものを採用しております。
■入れ歯を削るときのバキューム
入れ歯を削るときにでる削りカスを吸い取るバキュームです。空気中に削りカスが散るのを防ぎます。
■口腔外バキューム
エアフローまたはクイックジェット使用時に空中に飛散する微粉末、歯を削ったときに出る歯の削りかす、金属片などをしっかりキャッチします。
治療器具
■歯科医院特有のキーンという音がしない切削機械
ご希望の方はこちらを使用して治療を受けていただくことができます。
歯科医院特有のキーンという高音が出ませんので、音の苦手な方、音を怖がるお子様に適しています。
■無痛治療を行うために
当クリニックでは無痛治療を受けられます。
症例によっては、麻酔なしでもレーザーで治療を行うことができます。
小さなお子さまや体に負担の掛けられない高齢者の方にはお勧めです。
また、麻酔が必要な場合でも、コンピューター制御された痛みの少ない麻酔注射器と、麻酔薬を体温に近い温度にできる(体温に近いほうが刺激が少なくて済みます)ウォーマーをご用意しています。
■レントゲン撮影時の被ばく量を低減しました
当クリニックではデジタルレントゲンを導入しています。
通常のレントゲンに比べ、歯は面積が小さいので被爆量は僅かで、約1/5程度にまで削減することができます。
また、デジタル操作により撮影画像を拡大することができるため、患者さんに細部にわたってご説明できます。
■歯の根っこの治療(根管治療)を短時間で行うために
電動の根の治療機械を使用することにより、困難な症例にも対応できます。
また、治療中の根の空洞を超音波洗浄し、より良い状態をつくり出します。
■口腔内カメラ
手鏡でお口の中を覗いても、なかなか見づらい部分があります。
口腔内カメラを用いることで、ご自分のお口の中の状態を、見にくい隅々まではっきりと目で見て確かめることができます。
■酸素・笑気ガス吸入装置
酸素:治療中に具合の悪くなられた方の酸素供給に用います。
笑気ガス:極度の歯科恐怖症の方などの鎮静のために用います。
■エアフロー
歯の表面の着色汚れ(タバコのヤニやお茶・コーヒーなどによるしつこい渋汚れな
ど)を水と超微細パウダーをエアでスプレー状に吹き付け取り除きます
■クイックジェット
エアフローよりもソフトなので、エアフローで痛みを感じてしまう方におすすめです。
安全な治療のために
■生体モニター
当院では治療において、必要があれば生体モニターを使用し、患者さんの容態を逐一チェックしております。
■AED(自動体外式除細動器)
けいれんして血液を流すポンプ機能を失った状態になった心臓に電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
心臓の動きを自動解析し、電気ショックが必要な方にのみ作動する仕組みになっているので安心です。
2009年4月 5日
歯が痛くなければ歯医者に行く必要なんかないんじゃないの?
インフルエンザ予防のためにワクチンを接種された方は多いことと思います。その他にも、子供のころから麻疹、日本脳炎、結核、水ぼうそうなどさまざまなワクチン接種で予防を受けてこられたことでしょう。
予防接種は、これらの病気にかからないために、かかってしまったとしても軽くて済むようにおこなうものです。
予防接種だけではなく、うがいや手洗いをしたり、食事に配慮したり、運動したり、体重管理をしたり、健康診断や検査を受けたり...これらもすべて立派な予防で、日々実行されている方も多いでしょう。
しかし残念なことに、日本では、欧米諸国に比べまだまだ「歯の予防」に関しての正確な認識が浸透しているとはいえません。
しかも、誰しも歯を削られて痛い思いをするのは嫌なものです。
そしてその記憶から「歯医者はむし歯になってから行くところ、痛くて嫌なところ」というイメージが強く、歯科医院に足が向かない方も多いことでしょう。
「毎日歯みがきしているから大丈夫でしょう?」というご質問も多いのですが、日々ご自分でされる歯みがきと、歯科医院でおこなう「予防」は異なります。(詳しくは「むし歯・歯周病の予防」をごらんください。)
「予防」=日々のお手入れ(歯みがき)+歯科医院で受ける予防処置
このどちらが欠けても不完全です。
昔と現代とではあまりにも食生活も生活習慣も異なってしまいましたし、寿命が延びたことで歯の使用年数も長くなりました。
現代人には虫歯にならないように、歯周病が進行しないようにするための予防の必要性が重視されています。食・生活環境の変化にともなって、歯が置かれる環境も変化させなければならないのです。
今からでも遅くはありません。「予防」のために定期的に歯科医院へ通われることをおすすめいたします。
歯が無くなったら入れ歯しかないの?
ブリッジ、インプラント、入れ歯があります。
ただし、残っている歯の本数、場所、歯や歯の周囲にある歯槽骨の状態、全身の健康状態、お口の清掃状態などのさまざまな状況を総合的に判断して、治療方法を選択しなければなりません。
またそれぞれのメリット・デメリットもあります。
いずれにしても詳しくご説明いたしますので、ご相談のうえ、ご納得いただける治療方法をご選択ください。
歯が悪いのは体質や遺伝だから仕方ないですよね?
確かに体質、遺伝も関係することはあります。
歯並びなどは骨格的な遺伝要素が強く出る場合がありますし、歯周病の進行の早さにも遺伝的要因が絡んでくることがあります。またある種の病気は遺伝的要素が絡んできますので、持病により口腔内の状態が不衛生になりがちになることもあります。
しかし、一概に歯が悪くなるのは、体質や遺伝のせいばかりとはいえません。
むし歯も歯周病も細菌の増殖が原因で起こります。
多くの場合は、お口のお手入れが不十分であったり間違っていたりすることによって細菌の増殖が引き起こされています。つまり、体質や遺伝のせいにして、正しいお手入れをおこなっていないケースが非常に多いのです。
正しいお口のお手入れの仕方を、いちどプロに教わってみてはいかがでしょうか。
当院では予防プログラムの中で、正しいお手入れ方法のご指導もおこなっております。
また、歯並びやかみ合わせの悪さは、むし歯や歯周病を悪化させてしまいます。
当院には矯正の専門医もおります。矯正のご相談は無料でおうけしております。
家族もむし歯が多いので、こどもにむし歯が多いのは遺伝ですよね?
むし歯も歯周病も細菌によって起こるのですが、生まれたての赤ちゃんには、むし歯菌も歯周病菌もいません。
徐々に生活の中で細菌感染していくのですが、最も影響が大きいのは、お母さんをはじめ家族の唾液のついた食器類や飲み物などの共有による唾液からの感染だと言われています。
よってご家族にむし歯が多ければ、多くのむし歯菌をうつしてしまいますので、お子さんもむし歯が多くなる可能性があります。
むし歯が遺伝するという俗説はそこから生まれたのかもしれません。
お子さんのむし歯を予防するためには、ご家族全員で、妊娠中にむし歯治療を終え、お口の細菌を減らすため正しいお手入れ方法を身につけ、キシリトールを摂取するようにしましょう。
また生後は、箸、スプーン、食器、飲み物、洗面所のコップなどの共有をしないように気をつけましょう。