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歯が痛くなければ歯医者に行く必要なんかないんじゃないの?

インフルエンザ予防のためにワクチンを接種された方は多いことと思います。その他にも、子供のころから麻疹、日本脳炎、結核、水ぼうそうなどさまざまなワクチン接種で予防を受けてこられたことでしょう。
予防接種は、これらの病気にかからないために、かかってしまったとしても軽くて済むようにおこなうものです。
予防接種だけではなく、うがいや手洗いをしたり、食事に配慮したり、運動したり、体重管理をしたり、健康診断や検査を受けたり...これらもすべて立派な予防で、日々実行されている方も多いでしょう。

しかし残念なことに、日本では、欧米諸国に比べまだまだ「歯の予防」に関しての正確な認識が浸透しているとはいえません。
しかも、誰しも歯を削られて痛い思いをするのは嫌なものです。
そしてその記憶から「歯医者はむし歯になってから行くところ、痛くて嫌なところ」というイメージが強く、歯科医院に足が向かない方も多いことでしょう。

「毎日歯みがきしているから大丈夫でしょう?」というご質問も多いのですが、日々ご自分でされる歯みがきと、歯科医院でおこなう「予防」は異なります。(詳しくは「むし歯・歯周病の予防」をごらんください。)
「予防」=日々のお手入れ(歯みがき)+歯科医院で受ける予防処置
このどちらが欠けても不完全です。

昔と現代とではあまりにも食生活も生活習慣も異なってしまいましたし、寿命が延びたことで歯の使用年数も長くなりました。
現代人には虫歯にならないように、歯周病が進行しないようにするための予防の必要性が重視されています。食・生活環境の変化にともなって、歯が置かれる環境も変化させなければならないのです。
今からでも遅くはありません。「予防」のために定期的に歯科医院へ通われることをおすすめいたします。


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