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歯の外傷

外傷

■歯の外傷
転倒や打撲などで歯に怪我をしてしまったとき、まずはお電話ください。
(怪我の程度によっては、大学病院や総合病院の受診をおすすめすることもあります。)

●欠けてしまった歯の破片や抜け落ちた歯をご持参していただけるかどうか、
●処置までの時間がいかに短いか

が、その治療結果に大きく影響します。
歯の外傷の処置は時間との勝負で、
素早い処置をおこなえば
抜け落ちてしまった歯が元に戻る可能性さえあります。

■抜け落ちてしまった歯の保管方法
家庭向医学書などに、「抜けた歯は、牛乳に浸して歯医者に持参」と書かれていることがあります。
本当は生理食塩水が一番良いのですが、
常備しているご家庭はまずありませんので牛乳で代用しましょうということなのです。
むしろコンタクトレンズの保存液のほうが良いかもしれません。
何も無ければ口に含んで(間違えて飲み込んでしまわないよう注意!)お持ちいただくのもひとつの方法です。

大切なポイントは、
抜け落ちた歯を乾燥させない
歯の周りについている膜をこすり洗い落してはならない
という2点です。

泥汚れなどを軽く流水洗いするのはよいのですが、
歯の周りの膜を傷つけたり取り除いてしまわないようご注意ください。


■歯を打った...でも大丈夫!?
「歯を打ってしまったが痛くもなんともない」など
そのときは症状が軽くとも放っておかずに必ず受診しましょう。
後に歯ぐきが腫れあがってちょっと触っただけで飛びあがるほどの痛みが出たり、
数か月も経ってから歯が変色したりする(歯の神経が死んでしまい血流がなくなっています)
などの症状が出ることがあります。

■乳歯の怪我
乳歯の怪我は永久歯に影響を及ぼすことがあります。
「どうせはえかわってしまうから...」と軽く考えずに受診しましょう。
生えかわりまで定期的に検査し、
歯の状態を長期に観察する必要があります。


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