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顎関節症(がくかんせつしょう)

顎関節症とは、
『口が開けにくい』
『あごを動かすとあごの関節部や咀嚼筋などが痛む』
『あごを動かした時に"ゴリゴリ""カクンカクン"という関節音がする』
といった慢性疾患の総称で、
20~30歳代の女性に多く発症する傾向があります。
他にも、耳の痛み、難聴、めまい、眼精疲労、頭痛、首や肩のこりなどの症状があらわれる場合もあります。

■顎関節症の原因
歯ぎしりや噛みしめの癖、
かぶせ物や入れ歯の不具合、
頬杖・大笑い・大きなあくびなどの日頃の動作、
カラオケなどの趣味などによるかみ合わせの異常や筋肉の緊張、
あるいは肉体的・心理的ストレス、
あごの関節にある関節円盤や靭帯の損傷...など、
さまざまな要因が複合的に組み合って原因になっていることが多いといわれます。
ご本人が原因に気付かれていない場合は原因の特定が難しいこともありますし、
あるいは、顎関節には全く異常がない心理的な要素が原因の場合もあります。

■顎関節症の治療法
顎関節症は主に二つに大別されます。
 ・筋性---咀嚼(そしゃく)筋の障害
 ・関節性---顎関節(下顎窩、関節円板、下顎頭、関節包)の障害

原則として、まず原因を除去する治療法が主となりますが、
 ・理学療法(マイオモニター、レーザー)
 ・薬物療法(鎮痛剤、ビタミンB群)
 ・スプリント療法(マウスピースなど)
 ・外科手術
など、症状や状況によって治療方法はざまざまです。
必要に応じて大学病院へのご紹介もいたします。


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