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2009年9月30日

認知症ですが治療できますか?

残念ながら、認知症が進んでしまっている(意志の疎通がはかれないなど)場合、治療が難しいケースもあります。
介護者やご家族の現状の的確な把握とご理解、ご協力が欠かせません。

どこで治療するのでしょうか?

ポータブルの小型診療機器を持って施設やご自宅にお伺いいたします。
ベッドに寝て、または椅子に座ってなど、できるかぎりご負担にならないような姿勢で診療をおこないます。

総入れ歯ですが、口腔ケアが必要ですか?

肺炎の30%が誤嚥性肺炎で、その原因がお口の中の細菌といわれています。

総入れ歯であったり、胃瘻のように食べ物をお口から摂取しない場合でも、お口の中の細菌を取り除くために、入れ歯やお口の中をきれいにする口腔ケアは必要です。

毎日歯ブラシは行っていますが、訪問歯科での口腔ケアは必要なの?

確かに口腔ケアで一番大事なのは毎日の歯ブラシ等の口腔ケアです。
しかし、寝たきり等でない一般の方でも、歯周病やむし歯の予防をするためには定期的に歯科医院に来院してケアを受ける必要があります。

訪問歯科診療で、治療を終え痛みなどが治まり、定期的な口腔ケアの段階になると「そんなことは家族ができるからもう来なくてもいい」とおっしゃる方もいますが、口腔内環境の急激な悪化が懸念される寝たきりの高齢者などの方には、より一層プロの定期的なケア・検診・指導が重要であることを是非ご理解いただきたいと考えています。

訪問診療で入れ歯を作るにはどのくらい時間がかかりますか?

残っている歯の数やその歯の状態、またお口の中全体の状態やあごの骨の状態によって期間は変わりますが、入れ歯の完成までが2回~6回、その後の調整に何回かかかります。

およそ2~3か月のお時間をみてください。

デイサービスの時間内に治療はできますか?

基本的には、介護保険の関係でデイサービスの時間内では治療は行えません。

介護保険を使用すると介護サービス枠が減るのでは?

訪問歯科診療の場合、介護保険では居宅療養管理指導料がかかりますが、ケアプランとは別枠の扱いとなりますので、介護サービスの枠が減ることはありません。

診療時間はどれくらいですか?

1回につき30分程度が目安です。
体調などにご負担の無いよう心がけております。

訪問歯科診療は、保険はきくのですか?

各種医療保険が適用されます(介護保険の適用分は介護保険)。
自費治療をご希望の場合もご相談ください。

訪問歯科診療は交通費等を別に支払わないとなりませんか?

交通費、出張費などは一切いただいておりません。

訪問歯科診療では何か用意するものはありますか?

歯科医院と同じことができるように準備して伺いますので、特に用意していただくものはございませんが、お水をいただいたり、コンセントをお借りすることがございます。

私は訪問歯科診療をしてもらえる人に該当しますか?

基本的には高齢者の方や身体の不自由な方など、歯科通院が困難な方の自宅や入所、入院されている方のみですが、通院困難かどうかは歯科医師が判断しますので、まずはいちどお気軽にご相談ください。

レーザー治療とは?

レーザー治療とは?当院では高パルス型の最新のEr-YAG(エルビウム・ヤグ)レーザーを設置しております。
近年、痛みの少ない効果的な治療を目指して、歯科治療にレーザーが使用されるようになってきました。

ひとことで"レーザー"といっても、歯科で使用されている主なレーザーにはEr-YAGレーザーの他にも、炭酸ガスレーザー、ネオジウムヤグレーザー、半導体レーザーなどがあります。
これらのレーザーはすべて波長が異なり、レーザーの性質も違います。

医療用具は厚生労働省によって治療対象が定められています。
レーザーも種類によって治療できる範囲が限られており、歯を削ってよいと認可されているのはEr-YAGレーザーだけです。

■Er-YAG レーザーの特徴
・生体組織の水分への吸収性(蒸散能力)が非常に高い
・熱の発生が少なく、痛みが非常に少ない
・蒸散反応が照射部の表層に限定されるため、組織深部への影響が少ない
・表面組織が焦げたりせず、歯のエナメル部分に亀裂や割れが起こりにくい

■レーザーを治療に使用する効果
・傷口の治りが早くなる
・殺菌効果が高く、治療後の経過が良好
・痛みが少なく済む
・不快な「キイーン」という音や「ガリガリ」という振動がない
・症状によっては麻酔なしで治療をおこなえる
・正確で安全

■レーザーは以下のようなさまざまな治療に応用できます
・むし歯治療
・知覚過敏
・歯周治療
・歯ぐきの黒ずみ(色素沈着)除去
・歯肉の切開・切除
・口内炎、口角炎
・小帯切除
・根管治療
・抜歯後止血
・膿瘍切開
・入れ歯による傷の治療
・顎関節症治療

▼レーザーによるむし歯の治療例
レーザーによるむし歯の治療例

▼レーザーによる歯ぐきの黒ずみ(色素沈着)除去
レーザーによる歯ぐきの黒ずみ(色素沈着)除去

▼レーザーによる歯肉の切開・切除
レーザーによる歯肉の切開・切除

矯正治療を受けたら、費用はどのくらいかかりますか?

治療費用一覧」をご覧ください。

一度矯正治療をしたら、もとにはもどりませんか?

成長期に治療をした患者さんは、比較的戻りが少ないのですが、顎のずれが大きい人や、成人で治療した患者さんは戻りやすいことがおおいようです。
また、咬む力が弱かったり、舌に悪い癖が残っていたりすると、不正咬合が再発しやすく、保定期間になっても注意が必要です。

親知らずがはえてくる時期に前歯が押されて、不正咬合が再発することもあります。
しかし、どんなに正常なかみ合わせの人も、年齢と共にでこぼこが発生してくるといわれています。
そこで、状況にあわせてリテーナーという保定装置を使用することが大切になります。

治療期間はどのくらいかかりますか?

治療期間は歯並びの症状、年齢、指示された装置の使用状況などにより違うので、はっきりと「何年かかります」とはいえません。

通常マルチブラケット装置を使用する治療は2~3年位かかり、その後、戻り防止のための保定期間は動かした期間以上かかると考えられています。
成長とかかわる「第一期治療」をおこない、その後「第二期治療」をおこなった場合はさらに年数がかかります。

矯正治療で歯を抜くと聞きましたが、どうしても抜きたくありません。

あごが小さい、歯が大きいなどの理由から歯並びがでこぼこになったり、歯が前突したりします。
成長期であれば、顎や歯列の幅を広げたり、後ろに移動して並べるスペースをつくることもあります。

成長終了後も可能であれば同様のことを行いますが、限界があります。
一本一本の歯はとても大切なものですが、歯を抜かないことにこだわり、無理な並べ方をすることによってさらに前突したり、不安定なかみ合わせになることがあります。

しかし、まず「健康な歯は可能な限り抜かない」というのが考え方のスタートです。

歯はなぜ動くのですか?

歯は骨との間に歯根膜という靭帯を介してくっついており、この歯根膜が外力(咬む力)に対して、クッションのような役割を果たしています。

歯へ矯正力を加えると歯根膜が骨に働きかけます。
骨は日々、古い細胞は吸収され新しい細胞へ作りかえられているので、歯に矯正力が加わると歯根によって圧迫された側の骨が吸収され、その場所に歯は移動します。

移動することによってできた空隙には新しい骨が作られ、結果として歯が移動していくのが矯正治療の仕組みです。

成人ですが、矯正治療で歯並びをきれいにできますか?

矯正治療は健康な自分の歯をもっている人なら、いつでも受けることができます。
歯周病や根の病気がある場合はその治療が先になります。

矯正治療中は歯が痛くなると聞き、不安です。

矯正歯科治療に用いられる装置は、取り外しのできる比較的痛みを引き起こしにくい装置と、マルチブラケット装置のように比較的痛みを伴いやすい装置があり、また痛みの感じ方は個人差があるので、一概に痛みがあるとは限りません。

また、痛みを伴うとしてもその痛みは、装置をつけたり調整したりした日から3~4日で収まるのが普通です。
あまり痛みを感じるようであれば鎮痛剤が効くので、主治医に相談して下さい。
また、咬むと痛みを感じることがありますので、軟らかい食べ物を食べる必要があるかもしれません。

矯正治療のメリットは?

見た目にうつくしくなりたいという希望が多くありますが、他にもきれいな歯並びで正しく機能していれば、きちんとものが噛めるようになり、消化運動の促進につながります。

また口の周囲の神経に刺激を正しく伝え、しっかりとした顎の骨を作ります。

歯並びが気になるけど、相談したら費用はどのくらいなの。

A ご相談は無料です。ご自身の現在の状態を正確に把握し、いつ矯正治療を開始するのがあなたに最適なのかを知るためにも、ご相談を受けられることをお勧めします。ご相談を受けられたからといって、矯正治療を強要することは決してありませんので、お気軽にお越しください。


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